PBW(過去ログの一部になりきり要素注意)やその時ハマっているものの日記やら落描きやら。
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プロフィール

縁代まと@泰

Author:縁代まと@泰
ひっそりと生きている文章書き兼絵描きなオタク。
褐色肌スキーです。

PBWをメインにMMOやブラウザゲーム等を渡り歩いてます。
所持キャラ数は大体平均より多いので、それに苦手意識のある方はご注意ください。

▼memo▼
PBW:発言率は不均等
マビノギ:元トリアナ、マリー
ガンオン:全鯖&軍に所属。メインは1鯖ジオン
艦これ:まったりと提督業
トリネシア:名前は頭文字タ&ダ縛り
マイクラ:バニラだったりスキン変更していたり
pixiv:先行投稿はあっちだったりこっちだったり

コメント歓迎ですヾ(・ω・)ノ


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【お題SS 3】無駄(日景)
全同背後共通でお題を消化中v(なのでカウントが途中から)
ずいぶん前に書き終わってたのにアップするまでに時間かかったなあ…(汗)

あ、ちなみに過去話+現在な感じv
別名:眼鏡話(何)
色々中途半端感があるけれど、お暇ならドゾー(笑)

□配布元□
Delitto
http://maybedel.xxxxxxxx.jp/


無駄


 眼鏡をかけなくてはならないくらい視力が落ちたのは十歳の頃。
 突然クリアになった視界に日景は戸惑いつつも、早速その眼鏡を兄に見せてみた。

「…青い狸型ロボの登場でも待っとるんか?」
「兄上…あれは一応猫型…」
 日滝はけほん、と咳払いする。
「ま、まあコレで俺らが間違われる心配も無くなったな」
「そうかなぁ…別に毎日かけとくつもり無いんやけど…」
「かけとけ。なら俺の濡れ衣も減る」
 この頃の日景はとてもアクティブで、母の目を盗んでは何かと問題を起こしていた。ストレスを発散する手段のひとつだったのかもしれない。
 しかし双子を見分けれない人も屋敷には多く、日滝はよく日景の代わりに怒られることがあった。
「んなっ…ちゃんと最終的には名乗り出てるやんっ?わいがやりました~って!」
「それでも怒られた事実は事実っ!それに折角のお前の特徴やろ?眼鏡」
「…つまり」
 日景は目を細め、いわゆるジト目で兄を見る。
「24時間ずっとコレかけたままでおれ、と…?」
「おれと」
「ちなみに眼鏡て結構疲れるんよ?」
「眼精疲労より兄の平穏を優先してほしいな」
 にっこりと微笑み、日滝は日景の頭をぽふぽふと叩いた。

 その一回一回に何かを込めるように力を入れながら。
 笑顔のままで。
 何度もぽふぽふ。

「………」
「………」

「……こんにちは…眼精疲労…」


***


「ほぁー、日滝さんってそんな面もあったんだなぁ」
「わいはそんな面しか見てへんかったけれどな」
 遠い目をする日景。
 目の疲れに挨拶をし、眼鏡を相棒にしてから六年近く経っていた。
 慣れた今では目の疲れもあまりない。
「ふむー…もっとお堅いと思ってたな、長男だし」
「そういう日向も長男やろうに…。あ、消しゴム貸して~」
「了解~。…なな、今度俺も眼鏡かけてみよっかな?」
「ん?そんな目ぇ悪かったっけ?」
 消しゴムを受け取り、ノート上を滑らせながら聞く。喋りながら書いているせいかさっきから間違ってばかりだ。
「んにゃ、ファッション的意味で」
「ファッションなぁ…。……」
「……えと、どうした?」
「や…」
 日景は頬を掻く。
「あん時な…度の入ってへん眼鏡も持っておけば、あんな目ぇ疲れることなかったのになー…と」
「あー」
 日向はにこやかに頷く。
「超・無駄骨折り!」
「せや…ね…」
 力なく笑い、日景はズレた眼鏡をかけ直した。


end
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